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GD Sangenjaya7
本計画地は、小学校の通学路の角地にある事から、敷地に余白を作り視線の抜ける佇まいとなるようなボリューム検討を行い、6階建ての壁式構造とした。通常は、5階建てまでが通例となる壁式構造を特殊な計算方法にて6階建ての壁式構造を実現している。敷地に生まれた余白空間は、テラスや植栽などの付加価値をとして入居者に還元されるような計画とする。また、ボリュームをくり抜くように設けたバルコニーによって外部へ開く面が増え、外部環境を取り込みやすい快適な空間となった。さらに、バルコニーと1階共用部の壁を同じタイル貼りとする事で、外部が入り込んだ雰囲気を演出した。タイルの色は敷地周辺にある緑道との調和を考え、自然に近い緑を選定し、自然の風合いを出すため、釉薬を吹きかけムラのある色味のタイルを特注製作した。多数のサンプルを作り試行錯誤を重ね、ムラの度合いや色合いを何度も調整し完成したタイルによって、外部を感じる豊かな空間となった。
Data : March,2022
Location : Sangentjaya,Tokyo
Category : Residence
Site area : 142.28㎡
Total area :487.60㎡
Construction type : New construction
Design cooperation :
Photographer : imagegram inc
Link :
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